Afterlight2で稲葉ゲン風写真フィルターを作る

吉井さんが勧めていたカメラアプリ『Afterlight2』。
画像加工の基本手順 | blues stripes

「前作も持っているから2は買わなくていい」と思っていたのですが、良記事だったので2も購入しました。
前作同様、好きなのはFUSION機能。
自分の好きなようにフィルターを作る機能です。
この機能を使って好きなカメラマンみたいな写真に加工できるのが嬉しい。


私が1番好きなカメラマンは稲葉ゲン(作品によっては稲葉元、Gen Inaba名義)さんです。
写真全体が明るく、夢みたいにふんわりと印象的。

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(出典:Rockin' on JAPAN)

稲葉さんはふわっとした輪郭を、長時間露光とストロボで捉えていたそうです。
稲葉ゲン | EL AMAZON Official Blog「密林ブログ」 Powered by アメブロ
(モデルになった方のブログ)

 

今回はこの難しい技術を、フィルター作りで真似してみます。

使うのはAfterlight2。
FUSION機能を使って、稲葉ゲン風のフィルターを作ります。

先に示しますがビフォーアフターはこうなります。

 


まずはAfterlight2をDLします。

App名: Afterlight 2、デベロッパ: Afterlight Collective, Inc
https://itunes.apple.com/jp/app/afterlight-2/id1293122457?mt=8

カメラロールから適当な写真を選びます。
(理由は後述しますが、盛れていない自撮りを選ぶといいです)
△マークを押し、右端のFUSIONを選択。

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+マークを押せばフィルター作りが始まります。

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また△マークを押し、LEGACY→GUEST→BRIGHT FIREを選んでチェックマークを押します。

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△マークを押しLEGACY→CLASSIC→CAPTAINを選んでチェックマーク。

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△マークからLEGACY→CLASSIC→CORALを選択してチェックマーク。
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三マークを押し、カーブを選択。BLUEをこんな形にします。

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今度はREDを選択してこんな形に
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RGBを気持ち明るめにしてチェックマーク
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右下の『保存』を選択してから名前をつけて完成。

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レシピとしてはこんな感じです。

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作ったフィルターがきちんと保存されているのを確認したらカメラロールに戻り、加工したい写真を選択。
フィルターをどの程度かけるかスライドバーで調整してください。
できたフィルターは明るすぎる印象ですが、ものすごく暗い写真を撮った時はそのままでちょうど良く、撮った写真が元々明るい場合はスライドバーを下げて使えるので、応用が利きます。

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今回はスライドバーを82に。

 


ビフォーアフター

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肌のアラが飛び、柔らかな印象になりました。
(昔あった『Pudding Camera』というカメラアプリの仕上がりにも似た感じ)

 


自撮りや友達の写真を撮る際「顔立ちは変えず、肌だけ盛れないかな……」と思うことがあります。その時はこのフィルターを使います。
特に女性を撮った写真の仕上がりが本当に良く、アーティスティック感も出るため、とても重宝しています。
(フィルター作成の際に使う写真を『盛れてない自撮り』にした方が良いのは、肌のアラをどこまで飛ばすかわかりやすくするためです。カーブの微調整に役立ちます)

 


駆け足で紹介してみましたが、Afterlight2はとても良いアプリです。FUSION機能だけではなく、プリセットフィルターや基本的な編集機能も充実。簡単な文字入れなどもこれひとつでできます。
気になる方はApp Storeへどうぞ。

App名: Afterlight 2、デベロッパ: Afterlight Collective, Inc
https://itunes.apple.com/jp/app/afterlight-2/id1293122457?mt=8

 


ちなみに稲葉ゲン風フィルターだけではなく、映画『恋する惑星』風フィルターも作りました。
その話はまた今度。
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